今回は不具合が起きる前に交換しておきたいとのことで、バケットラインとアームライン、計5本のホースを予防整備として交換しました。
現場に到着後、まずは該当ホースの状態チェック。

ホース表面にはひび割れや硬化が見られ、明らかに経年劣化が進んでいる状態。これはトラブルの前兆でもあるので、早めの交換が正解です!
作業前にはしっかりと残圧を抜き、安全を確保してからスタート。
取り外し時に混乱しないよう、カラーバンドを使ってホースごとにマーキングを施し、1本ずつ丁寧に作業を進めました。

ホースえお取り外したあとは、フランジやOリングの当たり面を清掃し、汚れや異物のない状態に。
新しいホースはすべて現場で製作・取付けしました。

最後に、エンジンを始動して試運転と油漏れチェック。
問題がないことを確認し、漏れていた作動油も補充して、すべての作業を無事に完了しました!
油圧ホースは壊れてからでは遅いことも多いので、今回のような予防整備は本当に大切ですね。
劣化が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください!