お客様の解体現場での油圧ホースの製作交換の依頼をいただきました。

⼀⽇中稼働している重機で、解体現場の⽡礫の中に⽌まっています。重機にとっては過酷な現場です。重機のオペレーターの⽅と油圧ホースの交換箇所や状況を確認して、作業を開始しました。

アタッチメントホースとは、ブームやアームを動かす油圧ホースです。⼈間で例えると、⾎管のようなもので、怪我をすると動けなくなってしまう、⼤切な部品です。

破損したまま、作動油が漏れ出ている状態で動かしていると作動油タンクが空になり、機械が壊れてしまうので早めの交換をお勧めします。

アタッチメントホースは⾦具から⾦具ま⾒えているので、取り外しは簡単で、お客様⾃⾝でも交換される⽅が多いです。

写真を⾒ていただくとわかりますが、交換した⼿前のホースと、劣化していない奥のホースは⻑さが違います。

今回は、既存のパンクしたホースより、5センチほど短くして製作しました。短すぎても引っ張られて、⻑すぎても⽡礫や障害物に引っかかります。

弊社では、熟練した技術者が、それぞれの機械の性能や可動域を⾒て、⻑さを調節して施⼯しております。

油圧ホースの寿命を少しでも延ばすためにベストを尽くします。