PC228US-11の油圧ホースが破損し、作動油が漏れているとの緊急連絡を受け、現場に急行。ホース交換と油漏れ修理を現地対応にて実施いたしました。
■油漏れの状況と点検結果
現場にてお客様立会いのもと点検を行ったところ、ブーム根元のアームラインホースおよびアームブーム間に取り付けられているバケットシリンダーホースの両方から油漏れが確認されました。油圧系統のトラブルは機械の稼働停止につながるため、速やかに交換作業を開始しました。

■ホース交換作業の詳細
まず、アクセス性の高いバケットシリンダーホースから交換を実施。こちらは比較的作業がしやすく、スムーズに完了いたしました。
続いて、ブーム根元のアームラインホースの交換へ移行。この作業は非常に狭いスペースで行う必要があり、特にコンバル側には複数のホースが密集しているため、脱着には高度な技術と注意が求められました。

作業中には作動油タンクへ直結するドレンホースにも接触する場面があり、取り外しの際には即座に塞がなければ大量の作動油が流出してしまうため、素早く確実な対応が必要でした。こうしたリスクのある状況下でも、安全かつ丁寧に作業を進め、全ホースの交換を無事することができました。

■最終確認と作動油の補充
ホース交換後には作動油の補充を行い、エア抜き・試運転も実施。すべての接続部からの漏れがないことを確認し、動作確認も問題なく完了致しました。
油圧ホースでお困りの際はお気軽にご相談ください!!