バイブレーターホースの外傷と劣化による交換依頼

フィニッシャーのバイブレーターホースに外傷が見られ、全体的にも劣化しているので交換してほしいとのご相談をいただき、現地にてホース交換を実施しました。

舗装機械であるフィニッシャーは、連続して過酷な環境下で稼働するため、油圧ホースや振動用ホースの劣化が早く定期的な点検と保守が欠かせません。

状況確認と3本のホースを同時交換

現場に到着後、対象機の状態を確認したところ、ホースの一部に擦れによる外傷があり、さらに他のホースも表面にひび割れが見られる状態でした。安全面や今後のトラブル防止を考慮し、今回は外傷のあったホース1本に加え、劣化が進んでいた2本も含めて、合計3本のホースを同時交換することとなりました。

保護ホースは後日お客様にて交換予定

今回の作業では、ホースを覆う蛇腹状の保護ホースについては、お客様の方で後日新品に交換されるとのことでした。そのため、現場では当該保護ホースをいったん取り外す(カットする)対応のみ行っています。

ホース交換時には、取り付け位置の間違いを防ぐため、カラーバンドを使用してマーキングを施しながら作業を実施。細かい位置関係が重要な箇所であるため、慎重に進めました。

ホース製作から取り付け・試運転まで実施

既存ホースを取り外した後は、同様の金具・寸法を使用して新品のホースをその場で製作。元の状態と同様になるよう正確に取り付けました。

作業後には、エンジンを始動して試運転を行いバイブレーターの動作や作動油の漏れがないことをしっかり確認。動作に異常がないことをお客様にもご確認いただき、無事に作業を完了いたしました。

振動系ホースも定期点検を

今回のように、バイブレーターや振動装置に使用されるホースも長期間の使用によって外傷や劣化が進行する場合があります。些細なトラブルが大きな故障につながる前に、早めの点検・交換をおすすめします。

当社ではフィニッシャーをはじめとする舗装機械や建設機械のホース交換・修理にも迅速に対応いたします。ご不明な点やご相談があれば、お気軽にお問合せ下さい。

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