ホース破損による緊急停止 現場からのご依頼

現場で日立建機ZX210W-3が動かなくなってしまった。アームシリンダーのホースが破れているようなので至急対応してほしいとのご連絡を受け、現場へ急行しました。

ZX210W-3はホイール式の油圧ショベルで、現場の機動力と効率性を支える重要な建設機械です。しかし、油圧ホースが破損し、作動油が大量に漏れ出していたことで、完全に動作不能な状態となっていました。

高所での安全作業と現場対応の強み

破損していたのは、アームシリンダーに接続されている油圧ホース。高所に位置する作業箇所であったため、安全帯・ヘルメット・保護手袋などを着用し、周囲の安全確認を徹底したうえで作業を開始しました。

取り外し作業では、残圧が残っていないかを慎重に確認しながら、破損ホースを丁寧に取り外しました。

劣化によりひび割れが進行し、内部からの破裂が発生していたことがわかりました。

すぐに現場で同等ホースを製作し、迅速に新しいホースを取り付け。現場にて即時製作・施工が可能な体制が、今回のようなトラブル対応では大きな強みとなります。

作動油補充と試運転を実施

ホースの取り付け後には、作動油を適正量補充し、エンジンを始動。アームの動作や他部位への影響がないかを丁寧に試運転で確認しました。油漏れや異常も一切なく、お客様にも状態をご確認いただき、無事作業を完了しました。

作業後、現場では再び機械が稼働できるようになり、停止していた作業も再開することができました。

油圧ホースは見た目で判断できないリスクも

油圧ホースは、外観に異常が見られなくても内部から劣化が進行していることがあります。とくにシリンダー接続部のような高圧がかかる箇所では、突然の破裂により重大なトラブルや現場停止につながるリスクがあります。

当社では、今回のような緊急対応はもちろん、予防保守のための点検や計画的なホース交換にも対応可能。ホースの状態が気になる方は、お気軽にお問合せ下さい。

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