油漏れトラブルへの迅速対応

「10トンフォークリフトのアタッチメント部分から油が漏れている」とのご連絡を受け、現地へ急行しました。

現場に到着後、機体を点検したところ、アタッチメントに接続された油圧ホースが劣化により破損しており、作動油が漏れだしている状態でした。さらにお客様から「ほかのホースも同様に劣化が進んでいるので、すべて交換してほしい」とのご要望をいただき、今回は計4本のホースを交換することになりました。

マーキングで誤接続を防止

作業ではまず、古いホースを1本ずつ丁寧に取り外していきました。今回は複数のホース交換となるため、誤接続を防ぐためにカラーバンドで各ホースをマーキング。取り付け時に確実に元の位置へ戻せるよう、作業の精度を高める工夫を行いました。

現場製作でスピーディに対応

取り外したホースは、現地で同仕様のものを製作。製作後すぐに取り付けを行い、ホースの取り回しにも細心の注意を払いながら作業を進めました。ホースが車体や他の部品と干渉しないよう、結束バンドでしっかりと固定し、振動や擦れにとる再劣化を防止しました。

試運転で動作確認し作業完了

すべてのホースを取り付けた後は、エンジンを始動して試運転を実施。作動や油漏れの有無をしっかり確認し、異常がないことをお客様と共に確認して作業を完了しました。

フォークリフトの油圧ホースは使用頻度が高いため、劣化の進行も早い傾向があります。定期的な点検と、早めの予防交換がおススメです。

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