ブーム根元ホース交換作業
油圧ショベルにおいて、作動油ホースの劣化は機械の性能や安全性に直結する重要なポイントです。
今回は、PC138US-10のブーム根元からコントロールバルブへ接続されている油圧ホースの交換作業をご紹介します。
「ホースから作動油が漏れており、至急対応してほしい」とのご連絡を受け、現場へ急行。現地到着後すぐに状況を確認したところ、ブーム根本のホースに亀裂が入り、そこから油が漏れている状態でした。

早速、作業スペースを確保するために周辺のカバー類お丁寧に取り外し、問題となっているホースを慎重に取り外しました。その後、同仕様の油圧ホースを現場にて製作し、迅速に取り付け作業を実施。

交換作業後は、漏れた分の作動油を適正量補充し、入念に試運転を実施。ホース接続部からの油漏れが再発していないか、また各部の動作に異常がないかを丁寧に確認しました。
最後にカバーを元通りに取り付け、周辺の清掃まで行って作業完了。安全性と信頼性を重視した丁寧な対応を徹底しています。
油圧ホースのトラブルは、放置すると重大な機械破損や作業停止につながるリスクがあります。
少しのにじみや表面のひび割れでも、早期の点検・交換対応が非常に重要です。
当社では、現場でのホース製作・即日交換に対応し、最短での復旧とダウンタイムの最小化をサポート致します。