建設機械の油圧アタッチメントにおけるホース劣化は、機能不全や油漏れといった重大トラブルに直結します。今回は、CAT 320GCに装着されたブレーカー(TOKU製TNB-141LU)内部ホース交換作業を実施しました。

「ブレーカー内部のホースから作動油がもれている」とのご連絡を受け、すぐに現場へ急行。到着後に確認すると、左側ホースからの明らかな油漏れが発生しており、即時対応が必要な状態でした。

作業にあたって、まずアタッチメントのストップバルブを閉めて油圧の流れを遮断し、安全を確保。その後、ブレーカーを分解して劣化したホースを慎重に取り外しました。

取り外したホースと同等仕様のものを現場で迅速に製作し、その場で新しいホースへ交換。取付後はストップバルブを開放して作動油を補充し、念入りな試運転で漏れや作動異常がないかを確認しました。

作業後は、こぼれた油も丁寧に清掃。現場の安全と清潔を保ちつつ、作業は無事に完了しました。

ブレーカーのような高負荷のアタッチメントは、内部ホースにも大きな圧力や振動が加わるため、予想以上に早く劣化する場合があります。油のにじみや作動不良の兆候に気付いた際は、早めの交換対応が故障や事故を防ぐカギとなります。

当社では、現場製作による即時対応と安全重視の作業品質で、あらゆる油圧ホーストラブルに迅速に対応致します。

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