カプラーからの油漏れで現場対応へ

「PC55MR-5のアタッチメントカプラーからの油が漏れているので、至急交換してほしい」とのご依頼をいただき、現場へ急行しました。

現地に到着後、状況を確認したところ、カプラー内部のピン部分が劣化しており、そこから作動油がにじみ出している状態でした。油漏れは小規模でしたが、今後の本格的な破損につながるリスクがあるため、早急な対応が必要と判断しました。

予防交換で両端カプラーを新調

お客様より「もう一方のカプラーも古いため、この機会に一緒に交換してほしいとのご要望があり、今回は左右両端のアタッチメントカプラーを同時に交換することになりました。

まずあストップバルブを閉め、作動油の流出を最小限に抑えながらカプラーの取り外し作業を開始。取り外し後はアダプター部を丁寧に清掃し、新しいカプラーが確実に密着するよう、シールテープを巻きなおしてから取り付けを行いました。

試運転と清掃の作業完了

新しいカプラーの取り付けが完了したら、ストップバルブを開けて試運転を実施。アタッチメントの動作や油圧のかかり具合、接続部からの油漏れがないことを丁寧に確認しました。

すべての確認が終わった後、作業エリア終焉を清掃し、機体の状態をお客様にご確認いただいたうえで作業完了となりました。

カプラーの劣化は早めの交換が安心

アタッチメントカプラーは着脱頻度が高く、パッキンや内部部品の摩耗が進みやすいパーツです。今回のように片側が不調をきたした場合、両側をまとめて予防交換することで、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。

油圧機器の接続部に違和感やにじみが見られた場合は、ぜひお早めにご相談ください。現地での迅速な対応が可能です。

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