■ホース劣化によるトラブルを未然に防ぐために
日鉄構内にて、CAT304CR 油圧ショベルの作業機ホース全替えを行いました。長年使用されてきた油圧ホースは、表面のひび割れや金具部分の摩耗など劣化が進行しやすく、突然の破損や油漏れを引き起こす可能性があります。今回は「全体的に劣化が見られるため、予備整備として一式交換してほしい」とのご要望を受け、出張修理にて対応いたしました。

■現場での仕事内容
まず現地でお客様と交換対象のホースを確認し、作業の流れを打合せし、その後油圧を安全に抜いたうえで作業に着手しました。1本ずつホースを取り外し、その場で新しいホースを製作して順番に取り付け、取り回しが正しく、干渉がないかを慎重に確認しながら作業を進めました。
交換完了後は試運転を実施し、作動状況・ホースの取り付けに問題がないことを確認。最後に不足分の作動油を補充し、清掃まで行って作業を完了しました。

■予備整備としてのホース全替えの効果
油圧ショベルのホースは、劣化が進むと突然の破裂や油漏れにつながり、作業が中断してしまう大きなリスクを抱えています。今回のように予備整備としてホースを一式交換することで、突発的なトラブルを防止し、安心して機械を稼働できる環境を整えることが可能です。

■油圧ショベルのホース交換は出張対応可能です
当方では、CAT304CR をはじめとした油圧ショベルの作業機ホース交換・製作・メンテナンスに出張対応しております。「ホースの劣化が気になる」「油漏れの不安を解消したい」といった場合は、早めの交換がおすすめです。


