名古屋市緑区にて、B3-6Aのバケットシリンダーホース交換作業を行いました。現場に到着後すぐ点検を行ったところ、右側のバケットシリンダーホースから明らかなオイル漏れを確認しました。油圧ホースの破損は油圧低下や機械停止を招き、現場作業に大きな支障をきたすため、迅速な対応が欠かせません。

作業にあたっては、まずは養生を行い、漏れた油が広がらないよう準備を整えました。その後、対象のホースを慎重に取り外します。油圧ホースは高い圧力と負荷にさらされるため、取り外しの際も確実な手順が求められます。

取り外したホースはその場で寸法と仕様を測定し、新しいホースを即座に製作しました。現場でホースを製作できる体制を整えているため、取り寄せを待つ必要がなく、素早く交換作業を進められるのが大きな強みです。製作後は新品ホースを取り付け、確実に固定をします。
交換作業が完了した後は試運転を実施し、動作に問題がないか、接合部から油漏れが発生していないかを入念に確認しました。すべて正常に稼働することを確認したうえで、最後に周辺の清掃を行い、現場を綺麗に整えて作業完了です。

油圧ホースは日々の仕様により劣化が進み、ある日突然トラブルを引き起こす可能性があります。特にバケットシリンダーは負荷のかかる場所であり、定期的な点検と早めの交換が機会を安全に運用するための重要なポイントです。今回のように現場で即製作・交換が可能な体制により、機械の停止時間を最小限に抑え、スムーズな復旧を実現しました。


