■ホース劣化によるトラブルを未然に防止
油圧ショベルPC200-11のアタッチメントホース交換作業を実施しました。
ご依頼内容は、ブームとアームの間に取り付けられているホースに劣化が見られるため、予防的に交換してほしいというものでした。

■表面のひび割れ・削れが進行していた状態
現地にてホースの状態を確認したところ、表面にはひび割れや擦れ跡が明確に確認されました。破損による油漏れが発生する前に、早期交換が必要と判断し、すぐに作業に取りかかりました。

■工場製作と現地作業の連携で対応
まずは機体の残圧を丁寧に抜いた上でホースを慎重に取り外し。今回は「インチ2分サイズ」の特殊なホースであったため、現地での製作が難しく、一度自社工場にて製作を実施しました。
完成したホースをすぐに現場へ持ち帰り、迅速に取り付け作業を行いました。
■試運転で動作・漏れチェックを徹底
取り付け完了後は、作動確認と試運転を入念に実施。油漏れや動作異常がないことをしっかりと確認し、作業は無事に終了しました。

■アタッチメントホースの劣化は早めの交換が安心
PC200-11のような油圧ショベルでは、アーム・ブーム間の可動部ホースが特に劣化しやすいポイントです。
表面のひび割れや擦れを見逃すと、作動油漏れや機械の故障につながる恐れがあります。
定期的な点検・早めの対応が、安全な稼働とトラブル回避の鍵となります。