経年劣化による油漏れを現場で緊急対応
日立建機「PC58UU-6」のブームシリンダーホース交換作業を実施しました。
「油が漏れているので確認してほしい」とのご連絡を受けて現地に急行し、お客様立会いのもと状況を確認。問題のホースは経年劣化によってひび割れが発生しており、そこから作動油がにじみ出ている状態でした。

劣化ホースを現地で即製作・交換
早速、破損したホースの取り外し作業に着手。ホース周辺の構造や取り回しを確認しながら、慎重に作業を進めました。

取り外したホースと同仕様の新品ホースを現地で製作し、その場でスピーディに取り付け。現場対応が可能な設備と経験により、機械を持ち帰ることなく即時復旧が可能です。
試運転し作業確認し、安心の仕上がり
取り付け完了後は、作動油の量を点検・補充し、エンジンを始動して試運転を実施。ブームの動作や油圧のかかり方、ホースの接続部の漏れがないかなどを丁寧に確認しました。

異常は一切見られず、最終的にお客様にも状態をご確認いただいた上で、作業を完了しました。
油圧ホースの早期交換でトラブル防止を
今回のようなホースの劣化は、外見上は軽度に見えても内部から進行しているケースが多く、破裂や油漏れといったトラブルに発展しかねません。特にブームやアームなどの可動部に接続されているホースは振動や曲げ応力が大きく、劣化が進みやすいため、定期的な点検・交換が重要です。
当社では現地でのホース製作・交換に対応しており、急なトラブルにも迅速に対応可能です。
ぜひお気軽にご相談ください。