古い重機【錆びたネジ取り外し】

出張修理のご依頼です。

お客様の土場に伺うと、古くて最近では見かけないほどの重機が佇んでいましたた、年代でいうと20年くらい前の機械です。

「バキバキだから悪い所交換して」と客様。

ブーム根本のホースから油漏れを確認し、作業に入ります。

運転席下のカバーを外そうとすると、6本中の1本のネジが錆びています。

そんな時は、逆タップ(工具)を使って外します。

六角にねじ込むようにロックがかかって取れる仕組みです。

逆タップ工具がサイズ違いで複数
逆タップで取れた錆びたネジ
錆びたネジを持った作業員

油漏れしているホースは1本でしたが、他のホース6本にも同じようなひび割れが入りオイルが漏れだしそうです。

お客様に状況をお伝えして、6本の油圧ホースを交換させてほしいとお伝えすると。

「この重機は長い間、壊れることもなく、油圧ホースも長持ちしてるから、ありがたい!!悪い所は全部交換してくれ」とお客様。

お客様が大事に丁寧に使ってみるのがわかりました。

油圧ホースを新しくした重機

弊社では、ネジやボディーが錆びているときや、潰れてしまっている時など、どのような状態でも修理交換に対応できるよう色んな備品を車載しています。

今日交換させていただいた数本のホースも、可動域を見て、少しでも長持ちするように、熟知した技術者が取り付けしました。

 

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