フォークリフト作業ライン【形状で判断】

油圧ホースを2本お持ちになり、ご来店されました。

「この2本すぐ出来上がる?3トンのフォークリフトの作業機ライン」とお客様。

確認させてもらうと、まだ新しい油圧ホースで、見た目は作動油でコーティングされたようにツルツルで、どこから漏れているかわからない状態でした。

お客様に漏れている個所をお聞きすると。

「金具とホースのつなぎ目部分で、滲んでポタポタと漏れてきてしまっている状態」とお客様。

選定させていただいた油圧ホースの詳細は↓↓↓↓↓

床に置かれた太さの違う2本の油圧ホース

太い方:SWP210-19×510L×6028-19AAC:6228-15 1本

細い方:SWP210-12×475L×6228-12:6128-12 1本

金具に角度が付いている油圧ホースは、ねじれたり、ホースのなりに逆らって、機械に装着されていると、早く劣化してしまう。

お客様の細いホースは、両端の金具に角度が付いていて、角度を決めるのが厳しい状況で、少しでも角度を間違えると劣化を速めて、最悪は機械に装着できなくなるほどだ。

本来なら現場で角度を合わせ、測ってホースと金具を圧着します。

お客様が「時間がないので、特急でお願い!!!」との、ご希望でしたので、パンクした油圧ホースの形状を見て、漏れている個所が左側なので、2.ミリほど右に金具の先を内側へ入れて製作しました。

弊社では、劣化した油圧ホースの形状を見て、どのような状態で機械に装着されているか判断し、ホースに負担がかかっている原因を突き止め、製作しますので、ホースの寿命を最大限まで引き延ばします。

 

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