パイロットホースからの油漏れに現場対応

日立建機「ZX225USRK-5B」の右レバーパイロットホース交換作業を実施しました。

「腹下のパイロットホースから油が漏れている」とのご連絡を受け、すぐに現場へ急行。現地に到着後、機体を点検すると、右レバーに接続されたパイロットホースが経年劣化によりひび割れており、作動油が漏れ出している状態でした。

カバー分解から現地製作までスムーズに対応

すぐに作業を開始し、まずは作業箇所へのアクセス確保のため、車体下部のカバー類を丁寧に取り外していきます。さらに、運転席側の右レバー周辺も分解し、対象ホースを丁寧に取り外し準備を進めました。

ホースの位置が確認できた段階で、クランプ類を外して劣化ホースを丁寧に取り外し。その後、現場にて同仕様のパイロットホースを製作し、迅速に新しいホースを取り付けました。

試運転と清掃で作業完了

交換後は、ホースの取り回しを確認しながらクランプでしっかりと固定。試運転を行い、各レバー操作や油圧の反応、そして再度の油漏れがないかを丁寧にチェックしました。

問題がないことを確認したうえで、分解していた右レバー周辺および外装Kバーを元通りに復旧。最後に、作業周辺を清掃して作業完了となりました。

パイロットホースの劣化は早めの交換が安心

パイロットホースは細く繊細な部品でありながら、油圧制御に重要な役割を担っています。経年劣化が進むと、油漏れや制御不良といったトラブルにつながるため、早めの交換が安全稼働の鍵となります。

現場での迅速なホース製作と取り付けにも対応しておりますので、油圧ホースの不調に気づいた際は、お早めにご相談ください。

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