今回は油圧ショベル「U-15」の作業機ホース全交換作業のご依頼をいただきました。

現場でバケットシリンダーのホースが破損し、油漏れが発生しているとのことで、すぐに現地へ急行。点検を行ったところ、他のホースにも劣化が見られたため、お客様のご判断で作業機に関わるホースをすべて交換することになりました。

まずは安全確保のため、機械を作業しやすい位置に移動し、タンク内の残圧をしっかりと抜いたうえで作業をスタート。交換時の取り付け間違いを防ぐため、各ホースにカラーバンドでマーキングし、カバー類を丁寧に外していきます。

ホースはバケットシリンダー側から順番に、1本ずつ慎重に取り外していき、現場にて同等仕様の新品ホースを製作・取り付けしました。U-15のような小型建機でも、ホースの取り回しや順序を間違えると誤作動の原因になるため、丁寧な確認作業が需要です。

全てのホース交換が終わった後は、規定量の作動油を補充し、試運転で油漏れや動作異常がないことをしっかり確認。最後にカバー類を元に戻して、周囲の清掃を行い、作業を完了しました。

ミニショベルのホースも、経年や使用環境によって確実に劣化します。トラブルを未然に防ぐには、今回のような予防整備が非常に有効です。

「ホースが切れて油が漏れてしまった」「全体的に交換しておいたい」といったご相談も、ぜひお気軽にご連絡下さい。

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