コマツホイールローダーの油圧ホース依頼交換
WA470-8の作業機ホースの劣化が進んでいるため、交換をお願いしたいとのご依頼を受け、現地にてホース交換作業を実施しました。WA470-8は大型ホイールローダーとして多くの現場で活躍しており、油圧ホースのコンディションは作業効率と安全性に直結します。
劣化の確認と交換作業の着手
現地に到着後、まずはご指定のホースを目視で点検。表面にはひび割れが確認でき、外的損傷や経年劣化が明らかだったため、すぐに交換作業に取り掛かりました。

作業は、バケットシリンダー側のホースからスタート。まずは作動油タンク内の残圧を丁寧に抜き、安全を確保した上で既存ホースの取り外しを行いました。取り外したホースは、同様の使用で新品を製作し、その場で取り付けを実施。
サービスカー非対応ホースは工場製作で対応
今回の交換対象ホースのうち、片側が「インチ2分」の特殊仕様だっため、現場のサービスカーでは製作できず、いったん工場へ持ち帰って製作対応を行いました。現地に戻った後、迅速に取り付けを再開し、確実な施工を心がけて作業を進めました。

続けて、アームシリンダー側のホースも同様に取り外し、こちらも新たに製作したホースを取り付け。取り付け作業では、ホースのねじれや干渉が起きないよう慎重に位置を調整しながら対応しました。

試運転と最終確認を実施
すべてのホース交換作業が完了後は、エンジンを始動して試運転を行い、油圧の動作や油漏れ有無を確認。異常は一切見られず、作業機もスムーズに可動する状態で、無事に作業完了となりました。
ホイールローダーの油圧ホースは定期点検を
WA470-8のような大型ホイールローダーでは、油圧システムが多くの作業昨日を支えています。ホースの劣化は突発的な油漏れや作業停止につながる恐れがあるため、日常点検と早期交換が重要です。
当社では特殊仕様のホース製作や緊急対応も含め、現場状況に応じた柔軟なサポートが可能です。油圧ホースの交換や点検について、お困りの際はぜひご相談ください。