ブレーカーアタッチメント内ホース製作【劣化回避】

真っ黒の泥にまみれたホースを抱えて来店されたお客様です。

「急いでないけど、明日までに、このホース2本作って!!」

とおっしゃて、お客様はお忙しいようで、現場に戻られました、

早速、選定させてもらうとフルカワのブレーカーの中に2本ついているホースのなかの片側の1本でした。

選定: NWP210-25×1005:6007-25AAE×ワイヤーブレード巻

泥まみれの油圧ホース片側
1005番側

 

劣化して汚れた外装油圧ホース
6007-25AAE側

6007側の金具の根本から劣化して油漏れしたホースでした、破損が激しく油圧ホースの中のワイヤーがねじれて避けています。

ブレーカーホースの中についているホースはかなり激しい環境で稼働しているため、油圧ホースの衝撃を守るため、保護材としてワイヤーブレード装着しています。

弊社では、このような状況下で装着されているホースは、210キロのホースの所を、280キロに圧力を上げて作ります。

少しでも油圧ホースが長く稼働できるよう、提案して製作します。

よく油漏れをする、すぐに劣化して油漏れを起こすようなことがある場合、油圧ホースが無理に装着されていたり、圧力不足だったりと何か原因がありますので、技術者へご相談してください。

※お客様のホースは、少しでも長く使用してもらうように提案させていただきます。

 

 

 

 

 

翌日、お客様が油圧ホースを引き取りに来られ、工場の技術者へ「夏バテしないように頑張ってね、いつもありがとう」と、うれしいお言葉をいただき、お客様は笑顔で現場へ行かれました。

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